訪問診療のご案内
当院ではご自宅や施設など、現在、生活されているお住まいで在宅医療を提供する訪問診療や往診を実施しています。 住み慣れた生活の場でその方らしく長くお過ごしいただけるよう、多職種連携のチームでサポートさせていただきます。
対象者
- ご高齢やご病気のため、通院が困難な方
- できるかぎりお住まいの自宅や施設で療養を継続したい方
- 入院治療から退院して、自宅や施設で医療的なサポートをご希望の方
※高齢の方の訪問診療が実際には多いですが、お若い方やお子さんについてもご希望があれば、当院で対応が可能か検討させていただきます。
「訪問診療」と「往診」の違い
- 訪問診療: 前もって計画された定期的な訪問
往診: 急な体調不良に対する臨時の訪問
(細かい言葉の使い分けだけですが・・) - 計画的な「訪問診療」を実施している患者さんに対して、必要時、臨時の「往診」を実施しております。
- それ以外の患者さんには原則として急な「往診」の依頼は承っておりませんが、どうしていいか分からず、お困りの際はご相談ください。
訪問診療が可能な地域
- 堺市を中心に、自動車で片道20分程度の範囲を想定していますが、柔軟に対応いたします。
定期的な訪問診療を開始すると
- 急な体調不良など何かあれば、訪問看護や薬局などと連携をして、チーム医療で24時間いつでも相談していただける体制を構築します。
- 後述の検査や処置を含め、皮膚科的なこと、整形外科的なことなどその他、総合的な診療を実施いたします。
- 必要時、臨時往診を行います。(外来診療もあり、いつでもすぐに往診に行けるわけではありませんが、状況に応じて、必要な対応を検討いたします。)
- ご希望があれば、自宅や施設などお住まいの生活場所でできる限り長く療養していただけるよう、お看取りも含めたサポートを行います。
- 総合病院で治療が可能な病態や精密検査が必要な場合もあります。保存的に経過をみるか、検査や治療目的に紹介するか、その都度、相談をして方針を決定しましょう。
在宅医療でチームを構成する連携先
- ケアマネージャー
- 地域包括支援センター
- 訪問看護
- 訪問リハビリ
- 薬局
- 訪問介護(ヘルパー)
- 鍼灸、あん摩マッサージ訪問療術
- 他科クリニックとの併診 など
※もちろん、本人さんやご家族もチームメンバーです!
在宅医療で可能な検査や処置
- 血液検査
- 尿検査
- インフルエンザやコロナなどの抗原検査
- キズややけど、褥瘡(床ずれ)の処置
- 注射、点滴
- 尿カテーテルの交換、管理
- 在宅酸素や呼吸器の管理
- 胃ろうの管理
- 人工肛門の管理
- がんやその他の疼痛コントロール など
※訪問看護と連携して、自宅や施設での検査や処置を実施いたします。
訪問診療でどの程度の費用がかかるか
訪問診療や往診は、すべて保険診療で実施されますが、費用の算定の仕組みが複雑です。
おおまかに言いますと、通院の外来診療よりは高く、入院するよりは安い、という現状ですが、病状に応じて、適切な医療提供方法を選択しましょう。
当院からご自宅に月2回、定期訪問診療を実施した場合
ひと月のお支払いは、1割負担の場合、およそ5千円から8千円程度です。
2割負担の場合、その2倍になります。
検査を実施したり、様々な状況、対応に応じて、所定の診療報酬が追加となり、ご自宅での診察なのか、複数の方を診察させていただく施設なのかによっても費用が変わります。
また、
・重度障がい者医療証
・生活保護法医療券
・指定難病受給者証
などをお持ちの場合、自己負担分は減免されます。
対象の方は事前にお知らせください。
最後に
- 在宅医療では、病院と比較して実施できる検査、治療、処置は限られていますが、多職種で連携し、ご本人やご家族の意向を尊重し、できるかぎり住み慣れたご自宅や施設で療養できるよう、サポートさせていただきます。
- 訪問診療(在宅医療)についてご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。


